【ファッション×発達障害3】ADHD・ADDさん向け うっかりミスが起こりづらい鞄・バッグの選び方【2019年最新版】

この記事の所要時間: 1541

ADHDなどの発達障害者はうっかりミスでものを失くしたり忘れたりしやすい。こうした注意散漫によるミスをなるべく増やさないような鞄・バッグの選び方はないだろうか。いろいろな失敗経験を経て辿りついた現時点での結論を紹介する。

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今回は鞄・バッグ編。

発達障害者は鞄・バッグによってはうっかりミスが増える

発達障害者には、鞄の大きさや機能、その使い方によってはうっかりミスの増えることが多い気がする。少なくとも私はそうだ。

  • 小ぶりバッグがトレンド! と聞いて小さいバッグにしてみたが、持っていったものを忘れる・失くす。
  • デザインが気に入って手提げタイプのバッグを買ったが、常に片手がふさがっていて動きづらい(重心がとれなくてふらつく、店で商品を見るときなどにもたつくなど)。
  • 黒いバッグにしたら中が暗くて見えづらく、ただでさえモノを探し出すのが遅いのに余計にもたつく。
  • リュックだと縦に深いから持ち物が中で行方不明になる。背中がゴツゴツしたり蒸れたりして不快。モノが取り出しづらい。ただでさえ認識しづらい身幅がよけいに認識しづらくなる。
  • デザインが気に入って買ったバッグが底が広いが口が狭くて、モノが取り出しづらいし迷子になりやすい。
  • フラップ状のフタがついていて錠前みたいなものをカチャッと回して開けるものがカッコいいと思って選んだが、そのワンアクションがものすごくめんどくさい。結果、開けっぱなしでカチャカチャいわせながら歩きまわることになる。チャックで開け閉めするものもめんどくさい。結局開けっぱなしになる。
  • ファッションごとにバッグを変えて♪ バッグインバッグが便利♪ と聞いて買ったものの、入れ替えが面倒で結局同じバッグばかり使う。たまに替えると必ず何か中身を忘れる。バッグインバッグのポケットが多すぎてどこに何をしまったか忘れる。

ああ… 「あるある!!!」の大合唱が聞こえてくる気がする…

注意散漫のある人の鞄・バッグの使い方・選び方

開き直って常に1つの鞄・バッグで生活する

色気を出していろいろあがいてみたものの、もう私は開き直った。鞄・バッグはもう、ファッションに合わせて使い分けるとかいう贅沢は言わない。使いやすい鞄・バッグを春夏・秋冬にそれぞれ1個ぐらいに決めて、シーズン中ずっとその鞄を使い続けることにする。近所への買い物でも、PCを持ち歩くときも、ちょっと洒落たところに行くときでもそれで行く。

さすがに結婚式のお呼ばれとか高級レストランでお食事とかは、小さいハンドバッグとか使うわよ。ただし最低限以上のものはいつものバッグに入れるわよ。

鞄・バッグは機能性・実用性>ファッション性 で選ぶ

もうしょうがない。私だって地味にファッショニスタなので、華奢なチェーンでつながれた小さな長財布ぐらいのキラッキラのバッグとかオシャンティにちょい提げしてみたいが、無理なものは無理なのである。どう頑張ってもコミュ障も感覚過敏も消えないからそのために生活にある程度の制限や工夫が必要なように、使う鞄やバッグにもある程度の制限や工夫が必要なのだ。

ファッション性重視で選んでも、使いづらいから結局使わなくなる。そういうことを数え切れないほど繰り返して、最終的には「ファッション的にギリギリ許せる、かつこれなら毎日いつでも快適に使える」ものしか選ばなくなった。

宇樹的「注意散漫な人でもうっかりミスが起こりづらい鞄・バッグ」の5条件

1. A4以上サイズ・マチつきの大容量

お出かけにも仕事にも持っていける大きさとなると、A4サイズの書類が入る大きさである必要がある。

同じA4サイズでもシャレこけたマチなしの平ったいバッグとかあるし、ああいうものはファッショニスタとしては喉から手が出るほど持ちたいのだが、そういうのは諦める。だって注意散漫な私には、身の回りのものをなんでも放り込んでひとつにまとめられる容量のバッグでないと使えないからだ。

財布、スマホ、化粧ポーチや書類だけでなく、日傘でも、ストールでも、上着でも、ペットボトルでも、出先で買ったものでも、とりあえず投げ込んでひとつにするのだ。ともかく、モノを忘れたくなければひとつの鞄にまとめろ! 見た目? 気にしない。入ればいいのだ入れば。もちろん、傘は鞄に入れられるように折り畳み一択ですからね。

2. 斜めがけにできるショルダー紐がついている

これも非常に大事だ。注意散漫タイプは、出先から鞄ごと忘れて帰ることもある。かといってリュックは使いづらい。だから斜めがけにするのだ。忘れたくなかったら身体から離すまじ。なんなら電車に座っている間も、食事している間も、ストラップを身体から外さずに身に着けておくのもいい。

たまに、「ショルダーバッグ」と言っていても、持ち手は手提げバッグの持ち手をちょっと長めにしたようなやつで、片方の肩にちょいと掛けて持つタイプだったりする。そういうのも欲しくなるが、長く愛用したいのだったら残念ながら諦めよう。

斜めがけにできるショルダーのみとなるとやはりけっこう選択肢が限られてきてしまうのだが、「お仕事用」と銘打ったトートバッグタイプとかの鞄で、両脇に金具がついていてショルダー紐がつけられるものがけっこうある。私はこういったものを買うことが多い。

3. ワンアクションで底まで見通せる機能・形

ボストンとか可愛いよね。口が狭くて底の広い台形バッグも可愛いよね。フラップのついたメッセンジャーバッグもかっこいいよね。わかるよ。でも諦めよう。口がガバッとワンアクションで開いてくれないと、中でモノが迷子になったり乱雑になったり、書類などが取り出しにくくてイラついてガッと引っ張ってグシャッとやったりと、いいことがない。

縦長よりも横長、ワンアクションでガバーッと開く、底よりも口のほうが広い。これが大事だ。

理想の形はトートバッグだ。あれはガバーッと開く。しかもだいたいは底よりも口のほうが広いからいちばん中が見やすい。フラップどころかチャックなんかもついていなくて、スナップ1個で止めてあるようなものが理想。

4. スマホやパスケースが余裕で入って見やすい内ポケットがある

トートバッグタイプのバッグについていることの多い内ポケットは便利だ。浅くて開口部に近いから、中身が鞄の底で迷子になることがない。スマホも、パスケースや鍵も、リール紐などでさっと取り出せるように鞄に固定しておくのがとても便利だが、固定するにはどこかにくくったり引っかけたりする場所が必要で、ものによっては使えない。しかし、内ポケットがいくつかあればだいたい紐固定の代わりになる。

最近のスマホはどんどん巨大化しているから、普段使っているケースに入れた状態で楽に出し入れできるサイズのポケットであるかどうかを確認しよう。出し入れに少しでも手間がかかるものだと、絶対使わないでしょ我々って。

内ポケットはバッグインバッグやポーチなどで代替できなくもないが、今のところ私が満足できる機能のバッグインバッグは見つかっていないし(変に細かいつくりになっていて注意散漫的にはアウト)、ポーチは底に落ちてしまってやはりモノが迷子になりやすい。

5. 内側の布が明るい色

ADHDやADDの人は、モノを見つけづらい。どうやら、モノを立体で認識しづらいなど、目から脳への入力に何か問題のある人もいるようだ。

というわけで、鞄の中はなるべくものがくっきりと目立ちやすい状態である必要がある。黒など暗い色だと反射がないのでものが目立ちづらい。明るい色か、ちょっと突飛な強烈な色の布が張ってあると理想だ。

もし選んだ鞄の内側が黒などの暗い色だった場合、スマホケースや財布などは同じような色で揃えるのではなく、明るくて目立つ色にするといい。失くしたくないものや早く見つけたいものを派手な色にするのはもともと便利なライフハックだ。

なんとか許せる機能性の鞄・バッグの例

残念ながら5条件全てを完全に満たす商品は見つからないが、いくつか合格点と思えるものを紹介する。

MacBook AirやA4ファイル、いわゆる雑誌サイズのものまで余裕で入るサイズ

かっちりしたきれいめな印象で、就活生やフレッシャーにはもってこい。いくつか内ポケットつき。 ただし、底よりも口のほうが少し狭い。内張りの布が暗めのベージュのような色なのと、あまりにカチッとしすぎてつまらない印象なのも少し残念。もう少し色気が欲しければ、下で紹介しているFosaのものが良いかも。

かなりの大容量。ややカジュアルな印象だが、軽量で柔らかく、扱いやすそうなのが魅力。マザーズバッグとしてもよさげ。楽天だと名入れやカスタマイズ、バンダナつきのサービスもある。 内ポケットあり、トートタイプで底の見通しやすさは満点。グレーかホワイトを選べば内張りの色の明るさもバッチリ。キーホルダーなどを掛けられるキーフックがついており、とても便利。

MacBook AirやA4ファイル、いわゆる雑誌サイズのものが頑張れば入らないでもないサイズ

横幅がMacBook Airなどの横幅よりもほんの少し小さく、多少傾けて入れればマチの余裕でギリギリ入りそうなサイズ。

少しごつごつした感じが可愛い。 中はチャックつきのポケットで仕切られた2室構造のようになっている。内側の色は「マスタードイエロー」とあるが、写真ではベージュのように見える。まあまあ合格点の色かな。ガバッと開いて中が底まで見やすそう。

デザインはSumDreamsのものより少し色気がある。 内ポケット充実。マチを留めているスナップを開ければ、底の見通しやすさはぼちぼち。内張りの布は光沢のあるベージュで、やはりぼちぼち。

A4の紙までしか入らないサイズ

GUCCI風のモノグラム柄で、なかなか可愛い。A4の紙(横幅30センチぐらい)なら入る。小ぶりなぶん、ファッション性は高め。 内ポケットつき。マチが広く、ガバッと底まで見通しやすそうだが、内張りの布はブラウン。黒よりはマシ、という感じ。 ※紹介している商品とぴったり同じ色の画像がなかった。買うときは欲しいカラーを選択しているか確認を。

次回は靴・時計・財布などの予定

次回は靴・時計・財布などの予定だ。いくつかに分けて書くかもしれない。どうぞお楽しみに。

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