雨で体調を崩す人はストレッチ&呼吸で内臓の血流をよくしよう

この記事の所要時間: 420

雨が降ると気圧や湿度の関係で体調を崩しがちな人には、まめなエクササイズで内臓の血行をよくしておくことをおすすめする。呼吸で、バランスボールで、2つのアプローチ方法を紹介する。

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内臓の血流の大事さを再認識

秋雨の時期だ。気温は下がり始めたが空気は雨続きで湿気たっぷり。ムシムシと不快指数が高くて結局エアコンをかけることになり、身体も冷える。エアコンを止めたら止めたで不快。イライラ鬱々する。なんとなく調子が悪くて睡眠の質が下がる。中途覚醒する… そんな日々がしばらく続いた。

ある日、ふと思い出して丁寧に骨盤周りのストレッチをして寝たら、ひさびさにさっぱりした気分になってスコンと寝て、朝まで中途覚醒なしに眠った。内臓の血流が大事だというのは以前も言われて気をつけていたことだが、やはり特に天気の影響でコンディションが不安定になりがちな発達障害者は特に気をつけなければならないのだと思った。というわけで改めて内臓の血流をよくする方法について解説したい。

大きな呼吸で内臓の血行をよくする

呼吸というのはバカにならないもので、姿勢を整えてしっかり深く呼吸すると体幹の深部にある筋肉(インナーマッスル)がストレッチされ、同時に鍛えられる。この大きな動きに連動して内臓が繰り返し絞りと弛緩を繰り返し、大きくマッサージされる。ふにゃふにゃ姿勢が曲がっていた場合も、正しく意識的に呼吸すればそれだけで整ってまっすぐに近づく。

腹式呼吸で(ヨガ系の方法)

ちょっと怖いし誰でもできる感じではないが、おなかの動かし方がわかりやすくて参考になる。

要するに腹踊り、へそ踊りみたいなものだ。あれを丁寧に、できるだけ深い呼吸で腹筋を使いながらやる。ダンスの心得がある人は、縦のボディウェーブに近い動きを意識してもいい。

胸式ラテラル呼吸で(ピラティス系の方法)

これは過去記事でも紹介している動画だが、身体が整う胸式ラテラル呼吸のしかたを解説している。

どちらの方法も本気でやるとものすごく疲れる。しかし、正しくできている場合はパッと気持ちのいい汗が出て、同時に詰まっていた感じの気分も晴れてストレス発散になるはずだ。呼吸筋がさぼるような生活をしていた人は、初めてやった翌日などに筋肉痛を感じることもあるかもしれない。

ストレッチで内臓の血行をよくする

特に女性の場合は骨盤を支える筋肉が弱ったり歪んだり、あるいは女性ホルモンのリズムによって骨盤内臓器の血行が悪くなりがちだ。この対策としてストレッチするならバランスボールが最適(だと少なくとも私は思っている)。ストレッチと同時にトレーニングにもなる。

前後の動き。

前後左右と回旋の動き。

前後左右に伸ばす、回す。ダンスの心得のある人は、ベリーダンスの基本の動きがこれの代わりになる。

バランスボールは慣れていないとゴーンと転んだりするので、最初はいきなり両足を離すとか勢いをつけて座るようなことのないように注意。

バランスボールの選び方はこちらの記事が詳しい。

バランスボールの選び方|小さいサイズ〜おすすめメーカーまで。-カウモ
https://kaumo.jp/topic/47322

上記のような方法で上手に内臓の血行がよくなると、それだけで顔のむくみがとれたり、のぼせて赤ら顔になっていた人はスッと顔色が(いい意味で)白くなったりすることがある。内臓の血行は自律神経系とも密接な関係があり、心身の調子を大きく左右する。気圧や湿度の変動で自律神経系に影響を受けやすい人はぜひ試してほしい。

※手術を受けた直後や妊娠中など、特別な事情のある人は決して自己判断ではエクササイズを行わず、医師に相談して判断を仰いでください。
Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2016 Yoshiko Soraki
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